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川崎市の住まい助成金制度

神奈川県の最東端に位置する川崎市は、都内へのアクセスがよいにも関わらず田園風景が残る閑静な住宅街も多いことから、東京都におけるベッドタウンとしての側面を強めています。大型商業施設やタワーマンションも増加傾向にあり、神奈川県の住みたい街ランキングにおいても常に上位に食い込む川崎市。そんな川崎市に住まいを構えている方が受けられる住宅に関する助成金制度について解説していきます。

ファミリー層に人気の町！川崎市

川崎市の人口は約150万人。県庁所在地ではない都市の中では唯一100万人を超えている都市になります。財政状況がかなり良く、政令指定都市の中で最も余裕があることでも有名です。近年においては大型商業施設の開発やタワーマンションの開発が進んでおり、JR川崎駅に直結したショッピングモール「ラゾーナ川崎」は日本第2位の売り上げを誇り、市の北側に位置する武蔵小杉エリアのタワーマンションはその人気ぶりからメディアでも多く取り上げられています。

川崎市の住まい助成金制度その①：高齢者・障害者

川崎市には様々な住まい助成金制度があり、その中でも高齢者や障害者・障害児に向けたのものが

 

・高齢者住宅改造費助成制度

・在宅重度障害者（児）やさしい住まい推進事業

 

こちらの2つになります。高齢者住宅改造費助成制度は要介護以上の認定を受けた高齢者が住宅の改造を行う際、費用の全額、または一部を助成する制度です。在宅重度障害者やさしい住まい推進事業は、現在住んでいる市内の住宅を障害に合わせて改造する際、その改造費や器具取付費用の一部、または全額を助成する制度になります。この他にも川崎市では高齢者や障害者・障害児に向けた住宅補助金制度をいくつか用意し、こういった方々を支援しています。

省エネ・環境配慮

川崎市では住宅を省エネ対策や環境を配慮したものに改修する際の費用に対し、助成する制度を設けています。例えば太陽光発電システムや蓄電池システムを導入する共同住宅や個人住宅に対し、「住宅用創エネ・省エネ・蓄エネ機器導入補助制度」を設けており、その費用の一部を負担することを定めています。この他にも家庭において生ごみ処理機を購入した際の費用を負担する「家庭用生ごみ処理機等購入費助成制度」や、吹付けアスベストの含有調査や除去工事の費用に対し、その一部を負担する「民間建築物吹付けアスベスト対策事業」等があり、省エネや環境配慮を意識した街づくりを推進中です。

耐震・防災・防犯

川崎市においても耐震や防災に対する意識が高まっており、木造住宅に対する耐震診断を無料で実施したり、耐震改修を行う際の費用に対し、その一部を助成する制度が設けられています。また、防犯対策に関しても高い意識を持っており、専門知識を有する職員が一戸建てやマンション等の住宅における防犯診断を無料で行う「住宅の無料防犯診断」も実施中です。

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